考えごと

性はグラデーションという言葉は誤解を生む。

グラデーションと聞いて皆さんはどういうものを思い浮かべますか。自分はグラデーションと聞くと上の画像のようなものを思い浮かべます。

さて、性はグラデーションという言葉がありますが、なぜ性はグラデーションと言われるのでしょうか。これは、性は男とか女とか白黒はっきりつけられるような類のものではないからとか、常に変化するものだからとかいう理由から言われるようです。

自分はこの言葉が使われるようになった背景には大いに共感できるのですが、人がこの言葉を聞いたときにどのように思うでしょうか。

左にいくほど女性に近づいて右に行くほど男性に近づく。もちろん左が女性、右が男性以外にもいろいろなグラデーションはあるでしょうがここではこの例を出します。そもそも女性らしさの対極に男性らしさが存在するのかということも、そもそも女性らしさとは男性らしさとは、突き詰めていくと話は終わらないとおもっていますし、性というのはそういうものではないと ――少なくとも僕は――思っているので、便宜上でも性ということばをグラデーションというスケールの言葉に落とし込んでいいのかと思います。

性というのをグラデーションという安易に聞こえのいい言葉に落とし込むのではなくて、性というのは「どのような性の人を好きだとか、どのような格好が好きだとか、どのような性で生きていきたいかとかいうことなんだよ」という伝え方をすべきだとおもっています。 情報量を落とすと、とっつきやすくなる一方で捉える側によっては不正確に伝わってしまうことがあるからです。あえてグラデーションという言葉で表現をすることによって誤解を生じてしまうというのはこれらのことを指します。

以前まで早稲田大学のGLOWというサークルで新歓の担当をしていた際には、「性はグラデーションという言葉がありますが、性はグラデーションと表してしまうとそこには含まれない人も存在しますし、連続的なものではなく、結局はみなさん自身がどういう性の人が好きだとか、どういう格好がしたいだとかに帰結するのではないかな」と伝えていました。

性はグラデーションという言葉は、便利で聞こえはいいけれど、これらのことから大いに誤解される要因を孕んだ言葉だと思っています。

About the author

Oちゃん

Oちゃん

理系の大学4年生・専攻は建築。 趣味はミュージカルを見たり。
GLOWというセクマイサークルで新歓とかホームページの作成とかしました。
(2016年10月現在)

2 Comments

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  • 性はグラデーションではないとおっしゃるならば、筆者さんはどのように説明しますか?
    また、「性はグラデーション」という言葉がどのような誤解を生むのでしょうか?
    その点についてぜひ加筆していただきたいと思います。

    • コメントありがとうございます。 性を表現するのにグラデーションという連続的な変化を示唆する言葉を用いたとき、例えば「自分は男性らしい格好も女性らしい格好もして生きたい」という人は、グラデーションの中間に位置するということになると思うのですが、自分はそういうことではないと考えていて、その点誤解を生むと考えています。

      私が以前まで早稲田大学のGLOWというサークルで新歓の担当をしていた際には、「性はグラデーションという言葉がありますが、性はグラデーションと表してしまうとそこには含まれない人も存在してしまうようになりますし、連続的なものではなく、結局はみなさん自身がどういう性の人が好きだとか、どういう格好がしたいだとかに帰結するのではないかな」と伝えていました。

      その点加筆してみたいと思います。

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